魚の料理については、古くからの食べ方もある一方で、近代になってから、漁法や輸送方法、保存方法(冷蔵庫の普及)、これらによって大きく変わってきた部分もあるにちがいない。歴史的な背景を無視して、伝統的な日本食といってしまうことには、抵抗を感じる。
出てこなかった日本食が、ラーメンと焼き肉である。寿司だけが、日本の食事を代表するものではないだろうと思う。さらにいえば、にぎり寿司は、お米の大量消費地であった江戸の街ならではのものであっともいうことができるだろうか。
日本食が世界でどう食べられているかは、興味深いことではあるが、もうちょっと広く視野を持った方がいいだろう。高級レストランやお金持ちの食べるものだけで、日本食の外国での展開を考えるのは、どうかなと思う。
2025年3月25日記
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