2008/06/18 當山日出夫
小形さんのブログ「もじのなまえ」で、新常用漢字表の、第二案(?)が掲載されている。
最初に新聞報道された「素案」(といえるならであるが)、から見ると、かなり変化している。
いろいろコメントもついている。
私なりに考えると、まず、使用のコンピュータ環境(文字コードの設定)が、どうなっているかで、見える字体がちがう。これは、前にも指摘した。
まず、基本の方針として、0213:04規格で、見える字体で、(つまり、印刷標準字体に準拠)、ということになるだろう。しかし、そうなると、既存の、「常用漢字表」との字体の整合性がとれなくなる可能性がある。
日本語学会のシンポジウムで安岡さんが指摘した、「箸」が入っている。
このあたりのことは、とりあえず別、という方針であるのだろうか。時間ができたら、ゆっくりと議事録を読み直して、委員会のメンバーの認識の程度を確認したい。
先のブログメッセージに掲載したように、WSの準備もできた。どのような経過で、新常用漢字表が決まるにせよ、それについて、言うべきことは言っておかねばならないと思う次第である。
當山日出夫(とうやまひでお)
セコメントをする