議論と実行と決断
2009-08-25


2009-08-25 當山日出夫

岡本さん、どうもコメントありがとうございます。

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まさに、日本のこれからの人文情報学(デジタル・ヒューマニティーズ)にとって必要なのは、ご指摘の観点かと思い、勉強になりました。誤解しているかもしれませんが・・・

一つには、「理念」をもとめて「議論」をつみかさねていくことも重要だと思う。しかし、「議論」だけではだめで「実行」がともなわなければならない。そして、このとき重要なのは、このとき、どのように「決断」をくだしたのか、そのことが説明できるかどうか、ではないだろうか。

(参加していない人には分かりにくくなって恐縮であるが)昨日の立命館ARCでの画像デジタルアーカイブの研究会。井手さんにしても、赤間さんにしても、非常にすぐれたことを「実行」している。課題としては、巨大・高精細スキャナと、市販のデジカメと、なぜそれを選んだのか、その「決断」の説明が説得力を持って語れるかどうか、であると思う。

やまもも書斎記
文化資源としてのデジタル画像データ
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井手亜里さんについては、次のHPが適当だろうか、
芸術のための科学技術
[URL]

赤間亮さんについては、Artscapeに、景山幸一さんによる紹介の記事がある、
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當山日出夫(とうやまひでお)

[ARG]
[デジタル・ヒューマニティーズ]

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