しれっとして
2009-09-04


2009-09-04 當山日出夫

いま、ようやく『軍艦武蔵』(新潮文庫)の下巻にさしかかったところ。この本、いたるところに、海軍用語が出てくる。「大尉」には、意図的に「だいい」とルビがあったりする。

そのなかのひとつ「しれっとして」がある。上巻のp.209、下巻のp.345(これ以降ににあるかもしれないが、まだ読んでいない。)

このことば、何時おぼえたかは忘れた。しかし、その出典が、吉田満の著作であったことは記憶している。

現代日本語でも「しれっとして」という語がある。これは、海軍用語をうけついでいるものなのだろうか。それとも、別ルートで生まれてきたのか。もはや、しらべあげるだけの気力もない状態だが、気になったので書きとめておく次第。

當山日出夫(とうやまひでお)

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