DVD版内村鑑三全集刊行記念シンポジウム
2010-06-06


2010-06-06 當山日出夫

正式に、ここに「DVD版内村鑑三全集刊行記念シンポジウム」の案内を掲載することにします。どうかみなさんふるってご参加ください。

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●DVD版内村鑑三全集刊行記念シンポジウム

日時:2010年7月3日(土) 1:00〜5:00
場所:国際基督教大学(ICU)本部棟206室
主催:内村鑑三全集DVD版出版会有志
協賛:ICU千葉眞研究室
企画:當山日出夫

国際基督教大学アクセスマップ
[URL]
キャンパスマップ
[URL]

参加費・資料代 1000円(一般) 500円(学生)

問い合わせ先:
斎藤みち・出版会事務局
saitou_3131■ybb.ne.jp
當山日出夫
htoym■kcn.ne.jp

※事前申し込み不要。直接、会場においでください。

●プログラム

1:00 受付開始
1:15−1:20 開会挨拶(田村光三.出版会)
1:20−1:25 会場校挨拶(千葉眞.ICU)
1:25−1:30 開会趣旨説明(當山日出夫.立命館大学)
1:30−2:00 DVD版全集の経緯(斎藤みち.出版会)
2:00−2:30 近年の内村鑑三研究の動向とDVD版
      (大山綱夫.『内村鑑三研究』編集委員)
2:30−3:00 DVD版全集の実際の利用について
      (柴田真希都.東京大学大学院)
3:00−3:15 休憩
3:15−3:45 DVD版作成の技術的課題(木村素行.精興社)
3:45−4:15 デジタル書籍の最新動向から考える内村鑑三全集DVD版の可能性と課題
      (岡本真.ARG)
4:15−4:45 全体討論(総合司会 當山日出夫.立命館大学)
4:45−4:50 閉会挨拶(斎藤みち.出版会)

●開催趣旨

近年、電子書籍のことが話題になっています。Kindle(Amazon)やiPad(Apple)などの新しいプラットフォームの出現。また、グーグルブックスや、大規模デジタルライブラリ(電子図書館)構想など、あらたな潮流として、書籍とデジタルをめぐってわきおこってきています。

このような流れのなかにあって、昨年、DVD版『内村鑑三全集』が刊行されました。これによって、全40巻の全集の本文について総合的な検索が可能となり、また同時に、デジタル書籍としての利用も視野にいれたものとなっています。では、このDVD版全集は、今日の電子書籍や電子図書館の動きのなかで、どのような意味をもつものでしょうか。人文学研究者にとって、DVD版の刊行は慶賀すべきことではありますが、これによってどのような研究領域がひろがっていくのか、さらに考えてみるべきであります。

本シンポジウムでは、内村鑑三研究の専門家の諸先生、実際にDVD版の作成にあたった印刷業の方(精興社)、さらには、近年、電子図書館について活発な活動を展開している岡本真氏(ARG)をむかえて、総合的に、これからの、内村鑑三研究、人文学研究とデジタル技術、電子図書館の将来、などの諸問題について、多様な視点から議論する場としたい所存です。

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[研究会など]

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