2010-12-13
2010-12-13 當山日出夫
なんだかいそがしくて、ブログを書く時間の余裕もない日々であったが、恒例のごとく、毎年のじんもんこん2010の私的感想など、書いておきたい。
2010年12月11〜12日、東京工業大学、である。
11日の朝、9:30からスタートでは、とても、その日の朝に出たのでは間に合わない。前日からいくことにする。特に、初日の最初のセッションで、メタレベルの議論について、まとまってあるとあっては、聞き逃すわけにはいかない。
セッション AB0
人文学におけるデジタル化に関するオープンなメタ議論の意義
−じんもんこん/Humanities Computing/Digital Humanitiesの招来にむけて−
永崎研宣、中村雄裕、後藤真
話としては・・・私の観点からは、特に目新しいことはない。しかし、斬新であると感じるのは、このような発表を、堂々と冒頭に持ってきたプログラムの組み方にあるだろう。
これまでも、「じんもんこん」についてのメタレベルの議論がなされてきていなかったわけではない。いや、むしろ、私個人としては、そのような議論を歓迎してきたところもある。
だが、そのような方向にばかり向かうというわけでもない。メタレベルの議論なんかよりも、実質的に何かを作ることの方が大事・・・という意見・雰囲気がなかったわけではない(私の個人的見聞の範囲内においてであるが)。それが、今回、メタレベルの議論から、シンポジウムをスタートさせるというのは、非常な決断であったのかもしれない。
ところで、東京に行って、宿泊は、いつものとおり、お茶の水。さて、どうやって、東京工業大学まで行こうか・・・いろいろ、地下鉄もできて、目黒からの電車も新しくなって・・・とあるのだが、ここは、一番わかりやすく、山手線で目黒まで、そこから、東急に乗り換え、という行き方でいくことにする。
学生のころ、東京では、目黒近辺にすんでいたが、(そのころは、目蒲線)あまり乗る機会がなかった。それが、いつのまにか、新しい路線になってしまっている。まったく、東京に行くたびに、道にまようのである。
當山日出夫(とうやまひでお)
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