『おんな城主直虎』あれこれ「赤ちゃんはまだか」
2017-02-28


2017-02-28 當山日出夫

『おんな城主直虎』2017年2月26日、第8回「赤ちゃんはまだか」
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前回は、
やまもも書斎記 2017年2月21日
『おんな城主直虎』あれこれ「検地がやってきた」
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今回もネコがでてきていた。カゴのなかにはいって、おとなしてく、まわりの人間を見回していた。

この回を考えるには、まず、次回を予想してから、ということになろうか。次回は、「桶狭間に死す」……つまり、今川義元が死んでしまうことになる。では、これまで、今川の支配下にあることで、安寧をたもってきた、井伊谷の井伊の一族は、どのようになるのか。それを支えるもの……エトス……としての、井伊のイエ一族の意識、とでもいうものが描かれていたように思ってみた。それを象徴するのが、跡継ぎとなる、次の子供、つまり、赤ちゃんはまだ生まれないのか、ということになる。戦国の世がどのようになるにせよ、自分たちは、井伊の一族である、これが、これからのドラマの基軸になることである、と見たのだが、どうだろうか。

徳川家康(まだ、その名前になっていないが)が、将来の井伊の一族の命運を握る人物として、出てくることになる。戦国の時代の最後には、家康が勝利することになり、そして、その恩恵を井伊もこうむることになる、我々は歴史の結果を知っている。そのうえで、どのような家康と、井伊の一族との関係がこれから展開することになるのだろうか。

今回の見せ場としては、次郎法師と、しのの、やりとり、ということになるだろうか。最終的に、次郎法師が、直虎となって家督を継ぐことになることの伏線になっているのだと思う。

そして、気になるのは、次回もネコが出てくるかどうか。

追記 2017-03-07
この続きは、
やまもも書斎記 2017年3月7日
『おんな城主直虎』あれこれ「桶狭間に死す」
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[テレビ]

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