2018-04-29 當山日出夫(とうやまひでお)
『半分、青い。』第4週「夢見たい!」
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前回は、
やまもも書斎記 2018年4月22日
『半分、青い。』あれこれ「恋したい!」
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この週のみどころは、高校生最後の年をどのようにすごすか、鈴愛や律たちの青春ドラマといったところだろうか。
鈴愛は、どうにか農協に就職が決まったようだ。これは、コネがあってのことらしいが、ともかく善かったとしておくべきだろう。だが、これから、このまま農協での勤めにとどまることはないのだろう。たぶん、鈴愛は東京に出て行く。そして、そこれで新たな人生をスタートさせると思う。
律は、東京大学への志望をあきらめて京都大学にするらしい。このあたりどうかなと思わないでもない。東京大学がE判定の成績で、京都大学に行けるとは思えないのであるが、このあたりどうなんだろうか。
鈴愛と律の関係はあいかわらずである。お互いに異性として意識することがない。幼なじみとして、ごく自然につきあっている。なんともさわやかである。ブッチャーたちとの会話が、いかにもゆったりとしていて、見ていて心なごむ。
そんな鈴愛の恋(のようなもの)は、明治村のデートで無残にも終わってしまったようである。相手の高校生との付き合いもつづかないようだ。
だが、鈴愛は、漫画を描く。ドラマではちょっとしか映っていなかったが、どうやら、明治村でのデートの高校生とのことを描いたように見えた。
そのように思っていたら、この鈴愛が描いた漫画、動画化して、WEBで見られると分かった。NHKの1.5chで、公開されている。この漫画では、ドラマとは違った展開になっている。
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『カセットテープの恋』
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この週から新たに登場した話題が、漫画。マグマ大使などは最初の方ででていたが、この週からは少女漫画。漫画家、秋風羽織が登場してきていた。まだ、この秋風羽織が、どのように鈴愛たちの人生にかかわってくるのか未知数である。だが、おそらく、これからの鈴愛たちの人生に深く関わってくるになるのだろう。
ドラマの中に登場していた『いつもポケットにショパン』。これは、くらもちふさこによる実際の漫画とのことである。
ただ、私は、漫画は読まないことにしている。(他には、SFも読まないことにしている。これらにまで、読書の範囲をひろげていくと限りがない。)したがって、ドラマに出てくる、漫画(特に少女漫画)とその当時の歴史的背景などについては、とんと不案内である。WEBなどからの情報で、実際の漫画であったらしいことを知った次第である。
以前に出てきた、マグマ大使ぐらいなら、子供の時に読んだことがあるので、なんとか分かるのだが、1980年代以降の少女漫画になるとさっぱりである。
だが、ともあれ、漫画との出会いが、これから鈴愛たちの人生に大きな影響を及ぼすことになるにちがいない。このあたりは、WEB情報などたよりにしながら、ドラマを見ることにしようと思っている。
ところで、ドラマでは、サンバランドの計画は頓挫したようだ。バブル崩壊の予兆という感じだったが、1989年としてはどうなんだろう。この年(1989)は、私の住まいする奈良県では、奈良そごうが出来た年でもある。これは、まさに、この地域の住民にとっては、バブルの象徴のような存在である。(その後、そごうはつぶれてなくなり、後、イトーヨーカドーになって、それもつぶれて、今、三度目の施設になったところである。これもどうなるわからない。)
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