『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』(10)
2024-04-25


このドラマには、コーパスが登場していなかった。そのようにドラマを作ったということなのだろう。もしコーパスを登場させると、それはどんなものなのか説明に余計な手間がかかる。また、はっきりいってしまえばであるが、国立国語研究所のBCCWJは、『大渡海』の編纂の時点からみれば、すこし古いことばをあつかったものとなっている。コーパスの継続的な拡張が重要である。

一〇回のドラマであったが、見終わって感じることは、このドラマは、ことばを丁寧にあつかっているという印象を持つ。よくできたドラマだったと思う。

2024年4月23日記

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[テレビ]

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