2024年7月4日 當山日出夫
ドキュメント20min. 「#壁を撮る人」
まず、見ていて、写真としてとてもいい。ただ、壁が映っているだけなのだが、そこからいろんな想像がわいてくる。あるいは、ただ、それがそこにあることを見ていられる。
なるほど、こういう写真の撮り方もあるのか、と考えるところがある。
そして、この番組自体が、見ながら考える余裕を持たせて作ってある。このごろ、こういう作り方の番組が少なくなってきたかもしれない。頻繁に影像を切り替えて、扇情的なナレーションを入れて、見ているものに考える時間を与えない、そのような作り方の番組が目立つようになってきた。
あえて、時間に余裕を持たせるように編集して作ってあることになる。これはこれで一つの考え方である。
壁の写真なのだが、そこから街やそこに住む人、生活の歴史のようなものが見えてくる。このような写真があり、それが発表できる場所としてSNSがあるということである。
見ていると、そう高額な機材を使っているというのではない。やはり、写真は、それを撮る人の感覚である。
2024年7月2日記
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