2024年10月23日 當山日出夫
ミニドキュメンタリー 写真の還る場所
たまたま目にとまったので録画しておいて見た。
たしかに写真というのは、処分に困るものの一つにはちがいない。
災害などがあったとき、被災した家のなかからアルバムの写真を探し出す、という光景は、ニュースなどでよく目にする。その一方で、死んだ人の遺品として残った写真などについては、単純にゴミとして捨てることは、気がとがめるというべきだろうか。
写真供養ということばをこの番組で知った。検索してみると、いくつかの業者やお寺などがヒットする。やはり、これは需要のある分野ということになるのだろう。
人形供養などもあるし、それから、遺品としてあつかいに困るものの一つが日記だろう。
今では、写真をとってもプリントしてアルバムに収録してという時代ではなくなってきているのかもしれない。スマホのデータ、あるいは、PCのHDに記録されたデータとして、ということになるかと思うが、さて、人が亡くなって、その遺品のスマホは、どう処分されることになるのだろうか。たぶん、再利用できる資源ゴミとしてあつかわれるのだろうが、中のデータ(文章や写真、動画など)は、そう簡単にゴミとして消去処分で、納得できるだろうか。
といって、今、私が書いているこの文章もいずれは、消去されることにはなるにちがいないのだが。
2024年10月22日記
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