ザ・バックヤード「須賀川特撮アーカイブセンター」
2025-06-17


2025年6月17日 當山日出夫

須賀川特撮アーカイブセンター、というところがあることは、この番組で知った。面白そうである。

私の年代だと、ちょうどテレビで、「ウルトラ」シリーズが始まったときに、リアルタイムで見ている。今、NHKで「ウルトラQ」のリマスター版の放送をやっているのは知っているのだが、これは見ていない。

それから、「ウルトラマン」にかかわった人間として、金城哲夫のことを知り、そして、この物語に、この時代における、日本と沖縄と自衛隊とアメリカ軍と東西冷戦の時代的背景を、読み解いた佐藤健志の本を読んだのは、かなり後になってからである。

今では、ゴジラの映画も、CGで作るようになっている。今時、往年の特撮でもないだろうと思っていたのだが、しかし、特撮でなければ表現できないこともあることになる。さて、これから映画やテレビで、昔からの特撮の技法は、どうなっていくのだろうか。

面白かったのは、昔の、特撮の小道具などが木製であったこと。今ならプラスチックで作る、あるいは、コンピュータで設計して3Dプリンタで作る、ということになるかもしれない。

だが、番組に出てきたようないろんなものが、よく残っていたものだと思う。撮影が終われば、壊れてしまうものも多いだろうし、残すという発想がそもそも無かったものにちがいない。

しかるべく残しておけば、それが将来の新たな創造につながることもある。

2025年6月12日記

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