『八重の桜』「鹿鳴館の華」
2026-02-02


2026年2月2日 當山日出夫

八重の桜 「鹿鳴館の華」

明治の鹿鳴館のころ、ということになる。

捨松は、日本語が話せなくなっていたので、大山巌とは、英語で話していたと、何かで読んだかと憶えているが、本当はどうだったのだろうか。

この時代、ちょうど『ばけばけ』の時代と重なる。東京を中心にして見る歴史観と、松江の街の人びとの日常の生活ということで見る歴史とでは、ちがったものになるだろう。さらに、宮本常一などの視点で、一般の普通の人びとの生活の感覚を見るとなると、また違ったものになるかとも思う。

近代の私立大学の成立ということについて、官立の大学では国のいうとおりの教育しかできないので……ということであったが、やはり、このあたりは、福澤諭吉の述べたことをふまえて、もうすこし視野の広いものであってほしいと思う。

明治になって会津の人びとがどうであったか、こういうことを描くのはいいとしても、並行して、旧幕臣のことなど描いてあってほしいと思うところである。明治政府に仕えたものもいれば、野にあって仕事をしたものもいる。

明治のころを描くとなると、私としては、山田風太郎の書いたものをどうしても思い浮かべるのだが、こういう世界は、大河ドラマには似合わないかもしれない。

見ていて、時栄(山本美月)がとてもいい。

2026年2月1日記

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