ヤツデ
2018-12-19


2018-12-19 當山日出夫(とうやまひでお)

水曜日なので花の写真。今日は、ヤツデである。

前回は、
やまもも書斎記 2018年12月12日
紅葉
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日本国語大辞典(ジャパンナレッジ)を見る。

ウコギ科の常緑低木。本州の福島県以南、四国、九州の海岸近くの森林下に生え、庭木とされる。

とあり、さらに説明がある。

用例は、俳諧・毛吹草(1638)、俳諧・発句題叢(1820〓23)が古いものになる。近世になってからのことばのようである。

『言海』にもある。

やつで 八手 名 灌木ノ名、叢生ス、一朶、八葉ニシテ、形、略、軍配團扇ノ如シ、夏、小白花、簇リ開ク、上、平ニシテ異状ナリ。又、テングノハウチハ。

『言海』では、夏に花が咲くとあるが、ヤツデの花は冬に咲く。ここは、大槻文彦のミスということになるのだろう。

冬に咲く白い花ということでは、高村光太郎の詩を思い出す。

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Nikon D7500
AF-S VR Micro-NIKKOR 105mm f/2.8G IF-ED

追記 2018-12-26
この続きは、
やまもも書斎記 2018年12月26日
メタセコイア
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[花]
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