『エール』あれこれ「いばらの道」
2020-04-19


2020-04-19 當山日出夫(とうやまひでお)

『エール』第3週「いばらの道」
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前回は、
やまもも書斎記 2020年4月12日
『エール』あれこれ「運命のかぐや姫」
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この週で描いていたのは、裕一の青年時代のこと。怒濤の展開であった。思いつくままに書いてみる。

第一には、音楽への情熱。

裕一は、ハーモニカ倶楽部で活躍する。新曲を作曲して、それが選ばれることになる。音楽家しての裕一の才能の発露といっていいだろう。

第二は、養子のこと。

家の仕事がうまくいかない。融資をうける条件として、兄弟のうちどちらかが養子に行かなければならない。家業は、弟が継ぐことになって、結局、裕一が家を出る。

第三は、銀行のこと。

養子に出るとして、まず、裕一は銀行員になる。そこで修行をしてということらしい。この銀行での、他の行員とのやりとりがコミカルで面白かった。

第四には、ダンスホールのこと。

銀行の仲間にさそわれて、裕一はダンスホールに行くことになる。そこで、踊り子の志津と出会う。どうやら一目惚れのようだった。そして、接吻大作戦となる。その結末は、まさに意外な展開であった。

以上のようなことがこの週の見どころであったかと思う。

それから、子どものころの仲間である鉄男が登場していた。これから、裕一の音楽の友になるのだろう。

次週以降、いよいよ、音と裕一の人生が交錯するようである。これも楽しみに見ることにしよう。

2020年4月18日記

追記 2020-04-26
この続きは、
やまもも書斎記 2020年4月26日
『エール』あれこれ「君はるか」
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[テレビ]

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