雨に散る桜
2021-03-31


2021-03-31 當山日出夫(とうやまひでお)

水曜日なので写真の日。今日は、雨に散る桜である。

前回は、
やまもも書斎記 2021年3月24日

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先週は桜の花の咲いた状態であったが、今日は、それが雨に散ってしまったときのものである。

春になって桜が咲く。そのままきれいに満開になり、散っていくということはまずない。大抵は、その途中で、一度か二度は雨が降る。今年の場合、ちょうど満開になったとき、雨が降った。かなり強い雨だったので、桜の花も散ってしまった。ただ、全部散ってしまったというわけではなく、遠目には咲いて見える。だが、近寄って観察してみると、雨に打たれて散った後の花びらを目にすることができる。

毎年、三月ごろになると桜の花の冬芽を見ている。それがふくらんであかくなってくる。つぼみといっていい状態になって、花が咲く。数日すると満開になる。満開になったときには、先に咲いた花は、すでに散り始めている。そして雨がふると、咲いた花びらも雨に散ってしまう。この雨に散った後の桜も、またその目で見てみると、それなりに風情のあるものである。

雨に散った桜の花は、例年、写真に撮ることにしている。

使っているのは、85ミリのマイクロ。ニコンのDX用レンズであるが、これはもう生産中止になってしまっている。小型軽量につくってある。何よりも、ボケがきれいである。ここしばらく、このレンズを主につかっている。

我が家の駐車場の桜が散ると、その近くにある山吹の花が咲く。山吹のつぎは、藤の花になる。足下をみると、タンポポの黄色い色が見えるようになった。

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Nikon D500
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR

2021年3月30日記

追記 2021-04-07
この続きは、
やまもも書斎記 2021年4月7日
沈丁花
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[花]
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