2024年7月12日 當山日出夫
BSスペシャル 深〓のハゲタカ
今の中国の一面を描いていたと感じる。
場所は深〓。中国におけるハイテク産業の街である。そこでも中国経済の不況の影響がある。飲食店の閉店があいついでいる。全国展開のスーパーマーケットが閉店する。(これは、ネット通販の普及、配送サービスということもあり、これはこれで興味深いことであるが。)
この街の中古の厨房機器とりあつかい業者のことだった。
中国経済が不況になったらなったでしたたかに生きていく中国人のたくましさ、というものを感じる。たぶん、これから中国経済が破綻することがあったとしても、このようなビジネスに生きる人びとは、しぶとく生きのびていくにちがない。
また、中国ならではというべき、商売の交渉のあり方をかいまみるところもあった。本心かどうかはわからないが、ビジネスではない、友情なのだ……ということを言っていた。さて、どこまで信用していいのか。
それにしても、深〓の街でも廃墟となった建築がたくさんある。ということは、この建設にたずさわった労働者たち……その多くは農民工なのだろうが……の生活はどうなっていくのだろう。この番組ではここのところに触れることはなかったが、失業者問題が、国家のゆくすえにかかわることは、歴史から学ぶことである。
四〇円のビールというのは、どうなのだろうか。すさまじいデフレというべきだろうか。
どうでもいいことだが、番組に映っていたもののなかで、日本のものというとカシオの電卓だけだった。載っている自動車は、アウディとポルシェだった。
2024年7月8日記
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