グーグルブックス:米国著作権局長の反対意見
2009-09-12


2009-09-12 當山日出夫

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cityheimさん
[URL]

国会図書館カレントアゥエアネス
米国著作権局長、Googleブックス和解案に反対
[URL]

Computerworld
米著作権局長がグーグルの書籍検索サービスに関する和解案を批判
[URL]

さて、この件、いろいろなことが言えると思うが、私の理解で整理するなら、

1.
書籍のデジタル化、このことには基本的に反対していない。

2.
反対している主な点は、書籍のデジタル化が、グーグルという一企業に独占されることへの懸念。

3.
それと、もう一つの点は、著作権者の事前の同意を得ずに、ということの問題点。

どうも、日本における、日本文藝家協会のような(あるいは、三田誠広のようなというべきか)とは、かなりスタンスが違うと思う。

ところで、朝日新聞の記事では、
この件については、
[URL]

また、
【出版】出版界をめぐる様々な状況と対応 話をややこしくしているもの
[URL]

も、参考になる。日本の出版業界の制度疲労をかんがえないと、日本におけるグーグルブックス問題は、展望がないと思う。

當山日出夫(とうやまひでお)

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